離婚する前に
- まやはるこ

- Oct 5, 2022
- 2 min read
ボイスアートの隠れ家ルームに訪れる大抵の人は、離婚の二文字を口にします。
傷ついた心の声なのかなって思うんです。
ボイスアートを始めて30年近く。隠れ家ルームはかれこれ13年ほど経ちます。
離婚問題で来られた女性、お話を聞いた後、最初に提案したことは、
「離婚は悪いと思いません。ただ、このままだと同じような経験を繰り返すかもしれません。他人に合わせず、ご自分の心を整理した後、同じ答えであれば、きっと正しい判断であったと後悔もないでしょう。まずは自分の心を癒し、整理することから始めてみませんか」
月一のペースで、数ヶ月経ち、一年二年と過ぎると、いつの間にか離婚という言葉は消えていました。むしろ夫や家族に感謝する言葉がこぼれています。
一人一人ケースは違いますが、この方の場合、まずは自分を労わることを一番に。
夫や子供、両親と何か起きる度にチャンスと捉え、距離の取り方を工夫する努力を重ねていきました。
生きて生活している以上、何もないはずはありません。私が考えるには、自分を蔑ろにして、他人と自分を比較している時が本当に辛かったと思います。
また、「男性」と「女性」では、大きく違いがあります。
男性は、具体的に言ってほしい。女性は、言わなくてもわかってほしい。という特徴が、全部とは限りませんが、あるように思います。
この違いがわからないばかりに、相手に要求して、思い通りにいかないととイライラが募り、傷ついたり、傷つけたりと、違いに我慢はストレスになり、膨らんでいくばかりです。
少し話から離れますが、コミュニケーションを遮断した両親の元で育つ子供の心は、健やかとは言えません。
私は、気づくのが遅く、娘を傷つけてしまいました。
家族はこの世でもっとも縁深いと言える存在ですが、ひょっとすると真実の親は、この世界を創造した存在かもしれないかなと思う時があります。
そうであるなら、家族は助け合い学び合う関係としてこの世で縁を結んだのかもしれません。
「好きで生まれてきていない」親はこの言葉を聞くと、ナイフで胸を刺されたように痛い。
それでも、生きているうちは自己責任。
あなたも私も。
せめて、見守っていける存在になりたいと思います。
素直な文章で、夫との日常が書かれているブログを紹介します。
せんちゃんのブログ




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